医療脱毛をお考えの方の中に、「医療脱毛は1回で終わる」と勘違いをされている方がたまにいらっしゃいます。
また「数回の脱毛が必要なのは、範囲が広範囲の人だけ」
というも、残念ながら間違った認識です。
今回は脱毛を考える上で重要な「毛周期」について解説するとともに、脱毛効果がでるまでに必要な施述回数や、通院期間の目安についてお話します。
「毛周期」とは毛が生え変わる周期のことです。ヘアサイクルと言った方が馴染みがあるかもしれませんね。
効果的な脱毛を進めていくためにはこの「毛周期」を把握することが大変重要になってきます。
下の図は「毛周期」の4つの段階を現したものです。
このように人の体毛には、成長初期、成長期、退行期、休止期という毛周期があります。その中でも、黒い色素であるメラニンが多く含まれている成長期の毛だけがレーザー脱毛の効果がでる毛なのです。
「成長期」の毛の割合は、部位によって異なりますが、全体の20〜30%しかありません。1回の施述で効果が届くのが25%だと仮定して計算しても、100%に達するには最低でも5回〜6回の施述が必要なのです。
医療レーザー脱毛が1回では終わらない理由をおわかり頂けたでしょうか?
脱毛を目的とした医療レーザーは黒色のメラニン色素にだけ反応します。
つまりレーザー脱毛で効果があるのは毛がより成長して表面に出ている「成長期」という段階のわずかな毛だけなのです。
「成長期」の毛の割合は、部位によって異なりますが、全体の20〜30%しかありません。1回の施述で効果が届くのが25%だと仮定して計算しても、100%に達するには最低でも5回〜6回の施述が必要なのです。
医療レーザー脱毛が1回では終わらない理由をおわかり頂けたでしょうか?
前述した通り、脱毛は「成長期」の毛を狙い撃ちするレーザー施術が重要です。
ほかの3つの段階の毛にはレーザーの効果を届けることはできませんので、施述のタイミングを考えながら、以下のような脱毛スケジュールを組むことになります。
このように、次のレーザー施術(通院)のタイミングは、ほかの段階だった毛が「成長期」を迎えるまで、間隔を空けることになります。
毛周期は、1本ごとに異なるため、大体2~3ヵ月に1回のペースで通院し、施述する必要があります。
このように医療レーザー脱毛は短期間で終わることはありません。ツルスベ肌を手にいれるためには、一定の期間の通院が必要なのです。
医療レーザー脱毛は回数が必要で、なおかつ長期戦であることをお分かりいただけたと思います。
いつまでにツルスベ美肌を手に入れたいかによって、脱毛スケジュールを組み立てていくことが、脱毛の成功への近道と言えるでしょう。
※ただし、毛周期は個人差があること、毛周期は部位によって違いがあることをお忘れなく。
当院では、専門知識と豊富な経験を有する医師や看護師がカウンセリングを行います。患者様の正しい「毛周期」を把握し、より効果的な脱毛スケジュールを組み立てることが可能です。
脱毛に関する無料相談を随時行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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記事監修:横浜中央クリニック